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グルメネタ

2024.04.30

【赤福本店】創業300年以上の歴史を誇る、お伊勢さん参りの名物餅

1707年(宝永4年)以来、伊勢神宮のお膝元で商いをつづける「赤福」は、人さまの幸せを自分の事のように喜ぶという意味の「赤心慶福(せきしんけいふく)」から二文字を頂き名付けたと言い伝えられております。おもてなしの象徴と言われる竈で、神宮神域を流れる五十鈴川の伏流水を沸かし、お客様をお迎えいたします。

赤福餅はお餅の上にこし餡をのせた素朴な餅菓子です。それゆえ、砂糖・小豆・もち米といった原材料は厳しい基準で選びぬいたものだけを使っています。

赤福餅に使用する砂糖は、結晶の大きさ、糖度の高さなど細部にわたり、こだわったものを使用しています。また赤福餅の餡(あん)は、すべて北海道産の小豆のみを使っています。 北海道の広大な土地と気候は、小豆の栽培に適しており、高品質の小豆が生産されます。最後に赤福餅のお餅はすべて国産のもち米のみを使用しています。現在は、北海道名寄産を中心に、一部熊本県八代産も使用しており「時間が経っても硬くなりにくい」もち米だけを採用しております。また、うるち米(ご飯として食べるお米)の混入がないことも大切で、そのためにもち米だけしか作らない「もち米専作団地」で栽培されたものに限って使用している。

定番の赤福餅と季節限定の品、月替わりのお餅「朔日餅(ついたちもち)」も見逃せない!

赤福本店では、妻入りの軒先にかかる海老茶色ののれんをくぐると、朱塗りのかまどから湯気が立ち昇ります。地元三重県産の番茶を焙じる香ばしい薫りが広がる店内では「餅入れさん」と呼ぶ女性職人が繊細な指先で、赤福餅の三筋の清流を一つ一つ真心こめて形づくります。赤福餅は本店をはじめ、伊勢・二見の各直営店と名古屋の百貨店(2店舗)で、つくりたてをお召し上がりいただけます。

赤福餅2個入り「盆」と一緒にお出しするお茶は、三重県産の「伊勢茶」です。有機栽培で育てられたお茶を赤福餅に合うように特別にブレンドしています。

また、夏期限定で販売する「赤福氷」は昭和36年、二見浦で海水浴のお客様にと考案したのが始まりで赤福の夏の涼味です。餡とお餅は赤福そのものではなく、冷たい氷になじむよう特製したもの。抹茶蜜のかかったかき氷の中に餡とお餅が別々で入っています。

冬季限定で販売する「赤福ぜんざい」は、昭和41年から親しまれている冬の甘味。ぜんざいに入る大粒の大納言小豆は、雑味を残さず、また小豆の粒と風味を損なわないように丁寧に炊き上げられています。お餅はお客様からのご注文を受けてから焼きあげた焼餅が入ります。

そのほか、伊勢には、毎月一日に普段より早く起きて、神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」というならわしが残っています。 無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りします。 本店では、お正月を除く毎月一日に「朔日餅」を用意し、朔日参りのお客様をお迎えしております。

朔日餅は全部で11種類あり、どれも消費期限は当日限り。「節分」や「端午の節句」など、その月の行事や縁起物にちなんだ朔日餅を販売しています。

  • 名 称

    赤福本店

  • 住 所

    516-0025 伊勢市宇治中之切町26番地

  • 営業時間

    5:00~17:00(繁忙期時間変動有)

  • 定 休 日

    無休

  • W E B

    https://www.akafuku.co.jp/

  • 電話番号

    0596-22-7000(総合案内)