観光名所ネタ
2023.06.01
国宝に指定されているのは姫路城・松本城・犬山城・松江城そしてこの『彦根城』。外観の美しさだけでなく、城本来の機能である軍事面で優れいていることでも有名。夜間はライトアップされ、彦根市のランドマークとして市民に親しまれています。
「西の丸」の西には櫓が立ち、さらに西に張り出した出曲輪との間には深い堀切が設けられている。これは裏手からの敵に備えた守りの要とされていました。「三重櫓」はこの裏手を見下ろす位置に設けられ、平時には琵琶湖を監視する役目もあったようです。現存しているどのお城よりも江戸時代そのままの城郭の姿が保たれているのも『彦根城』の魅力とされている。
名 称
彦根城
住 所
滋賀県彦根市金亀町1-1
営業時間
8:30~17:00
定 休 日
無休
W E B
電話番号
0749-22-2742 (彦根城運営管理センター)
重要文化財として大切にされている場所として特に見逃したくないスポットをご紹介。
大手門と表門からの両坂道を登りつめたところにあるのは「彦根城天秤櫓」。かけられた橋は戦時には落とすと伝えられていました。表門山道や大手門山道を上がってきた敵兵は、高い石垣を登らないと本丸へ侵入できないようになっていた。建物土台の石垣は向かって右側が築城当時の打込みハギ積み、左側が江戸時代後期の改修による落とし積みになっているのでその違いにも注目して見てください。
城全体に響くようにと鐘の丸より移された「時報鐘」は今も定時に鐘がつかれていて“日本の音風景百選”にも選ばれている。より美しい音色にしようと鋳造の際に大量の小判が投入されました。「玄宮園」は下屋敷である現在の「楽々園」に伴う後園として江戸時代前期に造られた大規模な池泉回遊式庭園。池泉には大小4つの中島があり、さまざまな形式の橋が架けられています。