観光名所ネタ
2023.06.01
日本列島のほぼ中央、飛騨山脈にある乗鞍岳の北麗、岐阜県と長野県を結ぶ安房トンネルの岐阜県側の玄関口に位置する「平湯温泉」。奥飛騨温泉郷のひとつで、ほかには福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉があります。平湯温泉は、活火山の焼岳と乗鞍岳を熱源とし、20数件の旅館・民宿に40以上もの源泉があります。
温泉宿だけでなく、日帰りでも楽しめる公共温泉が多いのも魅力的。温泉地らしく足湯が併設された公園「足湯公園」などもあり散策の合間に気軽に体験できます。
平湯温泉発見の由来の「白猿伝説」、「山伏の湯」など色々な伝説や民話が残されており、北陸の大名たちも参勤交代の道中で疲れをとる、湯治場として栄えていました。明治初期に書かれた「斐太後風土記」にも多くの人々が平湯温泉を利用している図が描かれており、古くから多くの人々に愛された温泉であることがうかがえます。
温泉地内には、約40もの井戸・源泉があり、1日に約12,000,000ℓもの豊富な湯が吹き出し、最高温度は90度!泉質はナトリウム、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素塩泉などを含み、胃腸病やリウマチ性疾患をはじめ、神経症、皮膚病などに効果があると言われています。また、湯の色が透明、茶褐色、緑褐色、白濁と施設によって異なるのも特徴です。
名 称
奥飛騨温泉郷 平湯温泉
住 所
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
営業時間
終日
定 休 日
無休
W E B
電話番号
0578-89-3030(平湯温泉観光案内所)