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観光名所ネタ

2023.06.01

【犬山城】現存する日本最古の天守

1537年室町時代に建てられましたが、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が奪い合ったり、廃藩置県による取り壊しや大地震で半壊してしまうなど、歴史の荒波を体験してきた国宝『犬山城』は、日本最古の様式である天守のみが現存する貴重なお城。江戸時代までに建造された“現存天守12城”の一つとして知られる。

四季を通して天守から眺める絶景

激しい時代を経て今でもこうして存在できているということに感動すら覚えます。犬山城は取り合うほどであったというお城で、それだけ素晴らしい建造物だったということ。木曽川のほとりの小高い山の上に建っており、天守最上階からの眺めは感動することでしょう。また周辺には、食べ歩きなどができる人気スポットとしても名高い犬山城下町の古い町並みがあります。『犬山城』をはじめとする歴史的な情緒に触れながら散策するとよいでしょう。

  • 名 称

    犬山城

  • 住 所

    愛知県犬山市犬山北古券65-2

  • 営業時間

    9:00~17:00 (入場は16:30まで)

  • 定 休 日

    12月29日-12月31日

  • W E B

    https://inuyama-castle.jp

  • 電話番号

    0568-61-1711 (犬山城管理事務所)

『犬山城』の歴史と構造

織田信長の叔父、織田信康が『木之下城』より城郭を移して築いたといわれている『犬山城』は、元和3年(1617年)には現在の天守の姿ができたといわれている。木曽川による交易や政治・経済の要衝として戦国時代を通じて重要な拠点とされていました。

地下1Fと2Fは穴倉で天守への出入り口があるほか、天守を支える石垣や太い梁をみることができる。1Fへ上ると4部屋に分けられており“武者走り”といって城を攻めてきた敵の動きを見ながら城中を兵が移動するためなどに使われた通路が取り巻いています。2Fも同様に通路はあり、中央部分は武具の間として武具棚が備えられている。3Fと4Fは成瀬氏による増築とされていて遠くを見渡すためのやぐらなどがある。

中の構造をみるといかに戦で敵を発見できるかどうかが大事で、動きを見るための造りとなっていることがわかります。シンプルな構造ながら考えられた建築、攻防を想像しながら見ると面白いですね。。もっと詳しく知りたくなったら『犬山市文化史料館』へ!「城とまちミュージアム」「からくりミュージアム」が入っていて、城と城下町の詳細が楽しく学べます。城下町を再現した巨大なジオラマに鎧などの文化財、美術工芸品なども見られるなど歴史好きにはたまらないスポットである。