観光名所ネタ
2024.04.09
鵜飼は、鵜匠がウミウを訓練し、川魚を捕らせる古代漁法で、1人の鵜匠が最大12羽の鵜の首に手縄をつけ、鵜匠の巧みな手縄さばきに促された鵜たちは、水中へ潜り川魚を捕らえます。「ホーウホーウ」と威勢のよい鵜匠のかけ声、水中と鵜匠の手元を何度でも行き来する鵜。
全長約12メートルもある鵜舟には、鵜匠の他に船の舵をとる「なか乗り」と「とも乗り」が乗り、3人1組で魚を捕りながら川を下る様子を観覧できます。一番の見どころはよく見えるところでしょう。観覧船は、かがり火の熱気が頬で感じられるほど、鵜飼船のすぐ間際にまで近づき、鵜も水しぶきが飛んでくるほど間近まで寄ってきてくれます。
戦国時代に信長・秀吉・家康ら、名だたる戦国大名が激動の歴史を刻んだ国宝犬山城と、緑に覆われた鵜沼城址のある城山のそばを穏やかに流れる木曽川で、川と緑が織りなす風景の眺めと、伝統の鵜匠の見事な技をご体感ください。
本来火を焚き光に集まってくる鮎の習性を利用する為、鵜飼は夜に行われますが、鵜匠の手縄さばきと鵜匠の動きを楽しんでもらうために、全国で唯一開催しています。夜の鵜飼は、昼とは異なる表情を見せ、幻想的な雰囲気に心を奪われるでしょう。鵜が水中にもぐり、鮎などの川魚を捕らえ、水面に上がってくる鵜飼のクライマックスシーンを間近でご満喫ください。
プランは「お手軽観覧プラン」と「船上食事付プラン」の2種類あり、どちらも魅力がたくさん詰まったプラン。
「お手軽観覧プラン」は、川辺の風景を愛で、涼やかな風を感じ、国の名勝に指定された木曽川の自然美を満喫できます。唐の李白の詩に詠われた「白帝城」を別名に持つ国宝五城の一つ・犬山城を臨みながら、戦国武将ゆかりのポイントを、いつもとは視点の異なる船から眺めつつ、鵜匠の見事な技をご体感いただけます。
「船上食事付プラン」は、現存最古といわれる犬山城の天守や山河の景観とともに、地元の名店が手がけた5種類のお弁当をお楽しみいただけます。食事しながら遊覧し、接岸して休憩の後、鵜飼の観覧を満喫いただけます。源氏物語の光源氏も興じたという昼鵜飼を、美しい自然と伝統が息づく木曽川で、鮎をはじめとする心づくしの料理を楽しみながら、心うるおう時間をお過ごしください。また夜に振舞われるお食事は、昼とは異なるメニューとなっており、料亭や割烹などの鮎料理をはじめとするこだわりの膳を、7種類の中から選ぶことができこのプランでしか食べれない点もポイント。
名 称
木曽川鵜飼遊覧
住 所
〒484-0081 愛知県犬山市犬山北白山平2先
W E B
電話番号
0568-61-0057(木曽川観光事務所)