【白川郷】日本の秘境「白川郷」の魅力

集落では厳しい冬を乗り越えるためお互いを助け合う相互扶助の関係を築く「結いの心」を大切にする文化が根付いています。その心が現代に引き継がれ、今なお美しい合掌造りの景観が残っています。

そんな白川郷では実際に合掌造りを見学することもできます。木材を梁の上に手のひらを合わせたように組み合わせた建築され、急勾配の茅葺の屋根が特徴的な建築物である合掌造りを、外からも中からも見学することができ、建物の構造や歴史を学べます。

特にオススメは集落の中で最大級クラスの合掌造りである「和田家」と2023年にオープンしたばかりの「田島家養蚕展示館」です。「和田家」は集落内で唯一国の重要文化財に指定されており、江戸時代には重要な拠点として栄えていました。現在も住居として生活されていますが、1階と2階を見学することができます。また「田島家養蚕展示館」は集落で唯一の養蚕をテーマとした展示館で、他ではあまりお目にかかれない養蚕を行い、その様子を見学することができます。
他にも貴重な美術品やここでの生活用品を展示する施設など、見学できる施設が多くあり、白川郷や合掌造りの歴史を、実際に生活している方々から聞ける貴重な場所となっています。入館料が必要となる施設が多いので、詳細は白川郷観光協会公式ホームページをご確認ください。