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観光名所ネタ

2024.03.20

歴史と伝統が描き出す、日本の美『徳川園』

愛知県名古屋市東区にある『徳川園』は、徳川御三家の筆頭である、尾張藩二代藩主徳川光友が、元禄8年(1695年)に自らの造営による隠居所である大曽根屋敷に移り住んだことが起源と言われています。

総面積2.3ヘクタールにも及ぶ池泉回遊式の日本庭園『徳川園』は、高低差のある地形に林を配置。清流が滝から渓谷を下り海に見立てた池へと流れる風景は、日本の自然景観を彷彿させます。またその中に武家社会の豪快さを象徴するような巨石を用いた岩組みが配置され、新緑や紅葉など四季を通じてお楽しみいただけます。

登録有形文化財を見ておこう!

『徳川園』には、平成26年10月7日に登録有形文化財に認定された『徳川園黒門』『塀』『釣瓶井戸』『徳川園脇長屋』『蘇山荘』があります。

『徳川園黒門』は、『徳川園』の西に開く黒塗りの木割の太い薬医門で、旧尾張徳川家大曽根邸の表門として風格のある趣を持っています。

『塀』は、徳川園の外周に位置する木造で造られており、創建時の姿を示し、周辺建物の歴史的景観を整えています。

『釣瓶井戸』は、石造の井戸で木造切妻杉皮葺の屋形を持ち、塀と同様に周辺建物の歴史的景観を整えています。

『徳川園脇長屋』は、『徳川園黒門』に隣接する入母屋造の建物で、黒門や塀と連続して旧尾張徳川家大曽根邸の面影を残しています。

『蘇山荘』は、徳川園の北西に位置し、伝統的な和風建築の様式をとりながらも中廊下や階高の高い和風の座敷などを採用した近代和風建築です。昭和12年(1937年)に名古屋市にて「名古屋汎太平洋平和博覧会」を開催。その迎賓館として会場内に「和館」が建てられ、閉会後名古屋市に寄贈され、徳川園に移築されたのが『蘇山荘』です。その後平成16年からは喫茶室として活用されています。

  • 名 称

    徳川園

  • 住 所

    〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1001

  • 営業時間

    9:30~17:30

  • 定 休 日

    月曜日 ※祝日の場合、直後の祝日でない日、年末年始

  • W E B

    https://www.tokugawaen.aichi.jp/

  • 電話番号

    052-935-8988(徳川園事務所)